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ノニト・ドネア

ノニト・ドネア

2021/05/30

日曜日の昼、ボクシング生中継を見ていました。

WBC世界バンタム級タイトルマッチ。日本人選手の試合ではありません。

チャンピオン ノルディーヌ・ウバーリ VS 挑戦者ノニト・ドネア。

38才、ドネア選手の挑戦に注目しておりましたが、期待以上の試合運びに感動しました。

解説が、ドネア選手と戦って引退した西岡利晃元チャンピオン。これがまた、いい。

現地米国オッズでは、チャンピオン有利との事。38才といえば、ボクシング選手としては、かなり高齢。

バンタム級といえば、井上尚弥選手が、PFPランキング2位となっておりますが、今、試合したら、ドネア選手の方が、強いのではないか?と、思えるくらいの圧倒的な強さを感じました。

あくまで、個人的な主観です。

ドネア選手の好きなところは、ただ、強いだけでなく、負けを知る強さ。自然体で人格者なところ。最近の日本人以上に日本人っぽい礼儀正しい態度。

試合外での謙虚な姿勢、自然体。試合になると、獰猛で容赦なし。試合後は、相手に駆け寄り、膝をついて、頭を下げ、相手への敬意、周りへの感謝、それらが、メディア向けのパフォーマンスでなく、本心から湧き出てくる雰囲気と相まって、善良な所作が、言葉でなく、態度から画面を通してヒシヒシと伝わってくる。

昔、獰猛の極みマイク・タイソンの試合で、圧力に、相手が皆、腰が引けてビビりまくっていた時代、圧倒的不利な下馬票の中、真正面での打ち合い、リアルディール(本物)と言われていたホリフィールドとの試合を思い出しました。(獰猛狂人化したタイソンが、耳にガブリと噛みつき、口あんぐり、目が点、なんじゃそりゃとなった、獣、ケダモノ、泥試合の前の試合。)

ドネア選手、恐るべし。ウバーリ選手の勇気に、天晴れ。

このままいけば、今後、井上選手とも再び、激突する形になると思うけど、俄然、井上選手の次の試合、是非、圧巻の勝利でドネア選手との統一戦&パート2に繋がる事を期待したいと思います。

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