井上尚弥VSスティーブン・フルトン
2023/07/20
いよいよ階級を上げて、2団体統一王者のフルトン選手に挑戦する井上選手の試合が迫ってきました。楽しみですが、ドキドキ。
勝手な感想を書いてみたいと思います。
批判覚悟で書くけど、井上選手の優勢意見が多いけど、果たしてそうかな~?と、個人的には思っています。
フェザー級に上げようとしていたフルトン選手、バンタム級から上げて初戦の井上選手。
WBSSのロドリゲス、ドネア1は、圧倒的でもあり、劣勢を跳ねのける粘りも凄かった。しかし、その後のドネア2以外は、マッチメークに守られていたリスクの少ない安全な試合が多い様に思えました。
井上選手と対戦する為に階級を下げてきた金メダリスト、天才・リゴンドー、粗暴なハードパンチャー・カシメロ、バンタム時代にも強敵がいない分けではなかった様に思う。
対するフルトン。無敗対決だったレオ、現フェザー級暫定王者のフィゲロア、元統一王者のローマン。すべて判定だったけど、リスクを乗り越え、ギリギリな試合もあったけど勝ち切ってきた。
フルトンの所作や言動を見ていると、リアルディールと言われたホリフィールドを思い出します。タイソン戦。皆、強烈な圧に腰が引ける中、ビビらずに、クリンチ相撲BOXで活路を作り・・・、再戦で、イラついたタイソンに耳をガブリと、かじられた選手。
階級の壁も気になる。それが、スーパーバンタムなのか?フェザーなのか?
井上選手が突き抜けて強いのは、分かり切っているけど、フルトンの耐性具合はどうか・・・?
ロマゴン、ロマチェンコ、古くは、17連続KOの剛腕ゴメスが、サンチェスに・・・。
反面、階級の壁を感じさせなかった制限なしのヘビー級で1RKO爆発で無双した小兵だったタイソン、フライ級からスーパーウェルター級まで、アンダードックからチャンスを掴み、幾多の天才・好敵手との攻防、格上にド派手に勝利し、時に豪快に負けながら、6階級制覇のパッキャオ。
今回は、相性具合もあるけど、はたして・・・?