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PFP 現実と夢想の狭間の感想

PFP 現実と夢想の狭間の感想

2021/06/12

ボクシングのエキシビジョン。録画しておいたローガン・ポールとフロイド・メイウェザーの試合を見ました。

端的に言えば、大柄の経験浅い2試合目の重量級4回戦ボクサー VS  引退した50戦無敗の中量級レジェンドボクサー。

ポールとフロイドのポイント。

見ていて感じた事ですが、改めて、PFPランキングの無節操さを際立たせた気がしました。

元々、PFPなるものは、好きではなかったですが、メインイベントで、あたかも証明してしまった気がします。

ローガン•ポールのディフェンス力と、メイウェザーと8ラウンドを戦い抜くスタミナに驚きました。

以上が、この試合の感想です。

PFP。もし体重差がなくて、全階級のボクサーが、同じ身長、体重で戦った場合、一番強いのは・・・?

動物でも、ライオンが像に勝てない様に、試合を公平にする上で、細かな体重制限、階級分けがある。

重さによって、エネルギー消費量も、受ける衝撃度合も、移動スピードも違うのは、当然だし、PFPは、夢想空想の世界。軽い方がポイントが有利になる気がする。夢想空想の世界を正式基準っぽくする今の風潮に違和感がある。

そう考えると、現実世界。マイクタイソン初期の強さは、尋常ではなかったですね。

体重制限のないヘビー級で、178cmのタイソンが、190cmの精鋭選手と試合して、尋常でないパワー、踏み込みスピード、俊敏なディフェンス、体格のマイナスを超越した才能と努力とチーム戦略で、あの結果を挙げていた訳ですから。

日本の現実世界でもボクサーではないけど、先日、お亡くなりになった平成の三四郎、古賀選手の凄さ。

71キロ級の古賀選手が、大柄の精鋭猛者相手にトーナメントを勝ち上がり、連覇を目指す世界選手権覇者130Kgの絶対王者、小川直也選手との身長差24cm、体重差59Kg、体重無差別の柔道、全日本選手権決勝の攻防。

夢想を超えた現実。もし、柔道にPFPがあったなら、満場一致で、古賀選手に与えられたと思います。

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