施工風景 雨漏れ原因箇所の改修。まず、屋外を直します。
2021/07/28
段々と減ってきた土噴きの屋根です。
そして、調査時に察した通りの状態になっていました。棟瓦を外してみると、カンカン照の上天気、空の様子は、初夏の雲、天気は晴れです。
太陽熱で高温になった屋根の上、瓦下の土が湿っていました。というより、雨水を含んで、濡れていました。
雨で濡れて、重くなった土を全て取り除きます。
土が入ったままだと、しばらくすると、濡れた土が原因になり、棟瓦が段々ズレてきて、慢性的な雨漏れの原因になり、目的が改善されません。
直すなら、按配よく、しっかり直します。
土噴き屋根。土を大量に乗せる事で重量をかけて、地震や強風時に瓦ズレを防ぐ役割と、大量の土による断熱効果を生み出す役割。屋根全体が、土で覆われている為、太陽光や外気と家屋との遮熱をしてくれます。
しかしながら、大量の土をのせるため屋根が重くなります。今では、段々、少なくなりました。
原因を直す為、ズレた棟瓦を一旦、全部外して、棟漆喰を剥して、中の湿った土を取り除きます。土の量も棟だけでも、かなりの量になります。
続く・・・。