辰吉節、健在。
2022/01/30
日本ボクシング至宝・井上選手から4階級制覇王者・井岡選手への対戦呼び掛けについて、影響力ある辰吉選手がコメントしてくれて、とてもよかったです。
「やるならお互いに五分五分じゃないと。薬師寺さんと僕の様に同じ階級ならいいけどね。」忖度無しの辰吉節、健在。
呼び掛けする井上選手、沈黙を守る井岡選手。そこへ、手を差し伸べる辰吉選手の優しさ。
現役へのこだわり。様々な意見もあるけど、本人がやりたくて、人に迷惑かける訳でもなく、単にトレーニングに励む事に、まったく問題ない様に思う。
ただ、普通なら、そうは行かないだろうけど、蓄えがあり、陰で支える人、させてくれる環境がある。ということ。
引退しない理由も、粂二さんへの感謝、思い、繋がりが、そうさせている気がしました。
「もう終わった。」という世間の風潮が流れる中、それらを打ち破ったシリモンコン戦の辰吉選手への地鳴りの様な歓声、有馬記念のオグリキャップへの歓喜のオグリコール、個への応援でこれらを超えるのは、この先、もうないのかも知れません。